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コンブ(昆布)とは・・・昆布の区別について

コンブ(昆布)とは・・・
黄色植物門褐藻綱コンブ目コンブ科に属する海藻を指します。正確には、食品として指す場合などには「昆布」や「こんぶ」の表記を用い、生物学的には「コン ブ」を用います。ただし「コンブ」という種は存在せず、マコンブ やリシリコンブ、ミツイシコンブなどのように、コンブ科植物には多くの種が存在します。
また、コンブ科には多くの属があり、マコンブなどが属するコンブ属をはじめ、ガゴメなどが属するトロロコンブ属などがある。さらに、同じコンブ目に属する近縁なものとしては、ワカメなどが属するチガイソ科や、コンブの原始的な形といわれるツルモ科などがあります。


真昆布ってなに?
道南で採取される最高級品です。幅が広く肉厚で、上品な甘みがあり、澄んだダシがとれます。佃煮など煮物に適していますが、そのまま食べてもとてもおいしいです。 おぼろ昆布などの加工品にも利用されます。


白口浜真昆布とは?
南茅部でとれるブランドコンブです
。 北海道函館市南茅部支所管内(旧南茅部町)で生産される昆布は「白口浜真昆布」といわれ、昆布の身が厚く、乾燥した昆布の切り口の断面が白いことからその名がつきました。(道南でとれ、断面が黒いことから黒口コンブといわれるコンブもあります。近々白口と黒口の写真を載せ比較してみたいと思います。お楽しみに!) この白い部分には昆布のうまみが凝縮されており、食べると甘みがあって非常に「コク」のあるのが特徴です。
また、生の昆布も乾燥した昆布も、色は飴色・べっ甲色をしているのも特徴の一つとなっています。 ビタミンや食物繊維のほか、カルシウム・鉄分などのミネラルも豊富で、特に最近注目を浴びている「フコイダン」も含まれており、大腸ガンなどのガン予防の働きが大きく、まさに美容と健康にはもってこいの食品です。


ガゴメとは・・・
ガゴメは昆布の仲間です。
商品名や料理の名前として、「ガゴメコンブ」と言われることが多くありますが、正式な名前は「ガゴメ」で、褐藻コンブ目コンブ科トロロコンブ属に分類されます。 外見の特徴は、葉の全面に見られる龍紋状の凹凸紋様(おうとつもんよう)です。
葉は長さ3m、幅20cm~50cmにもなり、一生葉のでこぼこ模様は消えません。 ガゴメは、珍しいコンブの一種で、函館市海域を主な生息場所とし、ほとんどここから生産されています。 分布範囲は渡島小島、福島町から函館、鹿部、室蘭と東北地方の北部です。

食感は、他のコンブとは一味違うまろやかな味と強いぬめりが特徴的です。 これはガゴメに含まれるフコイダン、アルギン酸やラミナランという水溶性粘性多糖類 によるもので、他のコンブに比べ、これらが多く含まれているために、強いぬめりがでます。 アルギン酸には高血圧の抑制や腸内の不要物の排出に効果があり、 ラミナランは肌の保湿効果や血管内の血栓を溶解する性質があると言われ、 ダイエットや生活習慣病の予防に適しているようです。
また、特にガゴメ由来のフコイダンには、抗がん作用、免疫機能の向上作用、 高血圧・高脂肪化抑制作用などがあるといわれており、近年、健康食材として 注目が集まっています。

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執筆者

山本浩介

山本浩介

■所属
公立はこだて未来大学情報アーキテクチャ学科
長野研究室平成19年度卒業研究生