Home » 漁師と学生の交流 » 昆布の里は今!

昆布の間引きのシーズンです。養殖ホタテの吊り変えの時期でもあります。

卒業研究の学生がいなくなり、日々の調査を自らやらなくてはなりません。331日は、南かやべのオーナー昆布を育てている青年漁師の家を訪ね昆布オーナーのWebサイトの更新の材料を取材することと、トレーサビリティシステムの調査ため函館市内お魚の小売店4店のシジミの価格調査を行いました。

 北国にも春が訪れて、海の水温も温んでいる様子です。昆布はいま2回目の間引きのシーズンです。沖に船が出て一株に10枚くらいついた昆布を5枚くらいにします。これで78月に大きな幅50cm長さ8mほどの昆布に育ちます。陸の方では、間引き昆布を早煮昆布とするため、各漁家では天日乾燥しています。道路は昆布のすだれが出来ていました。

 オーナー昆布のお世話している青年漁師のTさんお家では、ホタテの耳吊りの作業を一家総出で行っていました。昆布の間引きは2回行うのですが、ホタテの作用があるので、一回目の間引きの時に全部の昆布の間引きをしておいたそうです。

 昨年の6月にホタテの種苗をネット籠にいれて養殖していたのですが、今の時期になると殻長5から6cmの幼貝になります。これからは、ホタテの貝に穴を開けて吊り養殖になります。そして、来年の3月に収穫します。長さ10mの養殖綱に10cm間隔に2個の貝をピンで吊す方法で養成綱一本に200個吊します。また、間隔を狭めて次から次へと吊していくループ式垂下方式という方法があり、こちらは一本の養成綱に350個吊します。Tさんの家では、これを幹綱1800mに30cm間隔で吊します。1/4がピン吊り方式、3/4がループ吊り方式ですので、ピン吊り方式30万個でループ垂下方式157万5千個の養殖をしていることになります。

 この作業を見ているとホタテのオーナー養殖も出来ますね。

間引きしている漁船です。 

 

▲このページのトップへ